花とゆめの思い出
今「花とゆめ」コミックをはじめとする白泉社のコミックがkindleで2/9まで実質半額なんですよ。
「花とゆめ」というと学生時代に読んでいたことがありまして、那州雪絵さんとか山口美由紀さんがお気に入りでした。
具体的には「ここはグリーンウッド」とか「ダンガン×ヒーロー」ですね。
久々に読みたくなったので探してみたものの、「ここはグリーンウッド」は新装版しか無く、「ダンガン×ヒーロー」は影も形もありません・・・
「ここはグリーンウッド」新装版は、元の単行本で収録されていた読切短編が収録されていないんですよ。
特に「雪女」という現代物のちょっぴり物悲しいホラーが大好きだったんで、それが読めないのは悲しいのです。
ただひょっとしたら別の新装版に収録されているかもしれないと思い立ち、「フラワーデストロイヤー」とか「天使とダイヤモンド」とか、那州さんの新装版コミックを片っぱしから購入。
結果、「それからどしたの?仔猫ちゃん」に「雪女」が収録されていることが確認出来て一安心。
ちなみにグリーンウッドでは五十嵐派です。
さて那州雪絵成分は補完出来たので、できれば山口美由紀成分も補給しておきたいところです。
でも「ダンガン×ヒーロー」も「VKカンパニーもありません。
「ダンガン×ヒーロー」がどういう話かと言うと、女嫌いの男子高校生と腕自慢の貧乏女子高生と御人好しの先生とその連れ子がワンルームに住んで、正義の味方で生計を立てていくという疑似家族ものです。
男女が一つ屋根の下に住んでいても恋愛的な話に発展することもなく、とは言いつつお互いに相手を理解してよき相棒になっていくというホンワカとしたお話でした。
私は恋愛メインのお話に興味はないので、あまり少女漫画的な話は困ります。
そんなことを思いつつ山口美由紀さんの本を検索していたら・・・見つけました。
これは絶対に恋愛系のお話じゃないよねという表紙を・・・
内容は悩める魂が迷い込む霊験あらたかな温泉の三助が主役のオカルトファンタジー的な疑似家族もの。
「ダンガン×ヒーロー」とはまた趣が異なりますが、同じくらいホンワカしたお話です。
疲れている時にはお勧めですよ。