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kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

「屍者の帝国」を見てきました

ようやく「屍者の帝国」を見てきましたよ。

 

レイトショーで見たのですが、小さめの部屋でお客さんは半分ほど。
年齢はほとんどが20代というところで、六割強が女性客でした。
その割にアウェー感が無かったんですが、ほとんどの客がおひとり様だったのが原因かと思います。席が奇麗に一つ飛ばしで埋まっているのはなんとも奇妙な感じでした。

そもそもハードSFの映画化でなぜそんなに女性客がと不思議だったんですが、フライデーの設定が大幅に変更されていたんですね・・・

 

原作では便利な備品程度の扱いのフライデーでしたが、映画では主人公のワトソンとかなり親しい間柄になってました。恐らく女性客の大半は貴腐人と呼ばれるクラスなのでしょう。

 

原作の分量的に映画一本の時間には納まりきらないので、場所によってはバッサリ省略されたり改変されたりしています。
フライデー絡みの改変のおかげでワトソンの立ち位置が大幅に変化していましたが、物語的にはその方が一本筋が通っていて分かりやすくなったかと。ただその分ワトソンの業が深くなっているので、犯した過ちの大きさは変わらないものの深さは格段に深く、結果的に受けた罰が小さすぎるような感じになってしまいましたね。

 

死者の特徴的な動きが絶妙に不気味で、その辺は映画ならではの表現力だと思います。
ハダリーさんの表現力も格段にUPしており、初めっからあなた感情ありますよね的な突っ込みを入れたくなるところ。

 

もともとの原作がかなり散漫としているので、映画としては随分見やすく出来ていて、そこは良かったと感じました。ただ作品中に散りばめられた小ネタを見た人が何所まで拾えるかというと、そこはやはり文章で読み返せる小説の方に軍配が上がりますね。
映画だとカットされたネタも多いし。
Mはお兄さんのままにして、ヘルシング教授はきちんと出してほしかったなぁ・・・

 

個人的には、テレビシリーズにして毎回小ネタの解説コーナーを入れる感じで進行してほしいです。カラマーゾフの兄弟とか元ネタ知らない人も多いだろうし。
ってか、大元のネタであるフランケンシュタインもきちんと知らない人の方が多いでしょうね。大抵は映画でバーナビーが最後に闘っていた方のイメージでしょうし。
説明なしでいけるのはエジソンとノーチラスくらいですかね。映画ではどちらも唐突に出てきて驚きますが・・・

 

後はエンドロールのキャスト一覧で、まだ出ていないキャストまで表示してエピローグのネタばれするのやめてください・・・
って言うか、前知識なしで映画見た人は、あのシーンになるまで主人公のワトソンがあのワトソンだって気づかない人も多かったかも。