kindle沼日記

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バンダイ 1/144 RG GP01ゼフィランサス

プラッツのポルシェティーガーというあまりにもユーザーをコケにしたキットのせいで、もし私が魔法少女ならソウルジェムが真っ黒に濁る程の怒りが蓄積されたので、

荒んだ心を浄化する為に説明書の通りに作成したらパッケージと同じ状態になるキットを組んで見ました。

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いやはや凄いですね。

実はこないだ出たバンダイの1/72バルキリーをストライクパック共々パチ組みしてまして、変形させるとデカールがばりばり剥がれるのはまだ許せるとしても、ストライクパーツの二十年前とさして変わらない雑なパーツ分割にがっかりしたのですが、このゼフィランサスは凄いです。RGを組むのは始めに出たガンダム以来なのですが、その頃より更に洗練されてますね。無塗装・表面処理無しのいわゆるパチ組みで、墨入れしてシール貼ってトップコート吹くだけでこの状態です。完成までに一日かかりません。シールはちょっと適当に貼ったというか、メタルのピカピカは個人的に安っぽくて嫌なのでかなり省きました。

いやもうホントに凄いです。

十二センチちょいのキットでこのディテール密度はいろいろと感覚が狂います。ランナー状態で組立済みの間接フレームは何度見ても驚愕します。いったいどんな魔法を使えばこんなものが開発出来るのでしょうか。

欲を言えばバルキリーみたいにシールだけでなくデカールも付けて欲しいです。シールはやっぱり厚みがあるし曲面との定着に難がありますからね。

今回は調子に乗ってパイロットも塗りましたが、老眼の進行しつつある40代のおっさんには色々と辛かったです・・・

 

何故フルバーニアンでなくゼフィランサスなのかというと、PSの「ギレンの野望」でよく使ってたからです。連邦だと地上はこいつがあれば終盤まで持ちこたえられますからね。逆に宇宙だとフルバーニアンよりすぐ後に開発されるステイメンの方が使い勝手が良いので、フルバーニアンはあまり使わなかったです。ITフィールド持ちの機体相手でも、バズーカのあるステイメンなら問題ないですからね。

ティターンズで始めた時にシロッコを乗せたサイコガンダムをアムロが乗ったステイメンに一ターンで落とされたのが未だにトラウマです。

 

バンダイはガンプラに関してはホントいい仕事しますね。RGはプラモを作ってる人なら一度は組み立てるべきキットだと思います。もちろんプラモの楽しみ方なんて人それぞれだし、私自身「キットは素材派」ですが、個人がキットをどう楽しむかとは別にメーカーがキットをどういう気持で送り出してるかってのもある訳です。RGの、「出来ることはすべて盛り込んだ現時点での究極のキットです」という心意気に触れるのは、模型人生においてプラスになる経験だと思います。

RGのキットは後何個か買ったまま積みっぱなしにしてたので、しばらくはそれを片付けていこうかな・・・