ガガガ文庫セール
ゴールデンウィーク初っ端から雨とか、気象庁の偉い人が責任とって辞任しなきゃいけないレベルの失態だと思うのです。でもそんなこと言ってても降ってるものは仕方ないのでおとなしく読書でもしようとしたらkindleでガガガ文庫がポイント40%還元のセールをしてるじゃないですか。そんな訳でたまにはブログのタイトルらしくいろいろお勧めしてみようかと・・・
オーソドックスなところでアニメにもなったし新刊も出たコレを。ひねくれた高校生の青春物ですが、実に見事にひねくれてて逆に清々しいというか・・・まあ痛々しくないと謂えば嘘になりますが、それなりに青春してるなぁという感じです。アニメ見てて原作未読ならいろいろ補完要素があるのでお勧め。
同じ作者のあやかしがたりは逆に正統派熱血妖怪?アクションですが、そちらもよいものですよ。
これもアニメになってましたね。アニメでは何故か時系列ばらばらでしたが、それ以外は見事な映像化でした。よくあんなシーン映像に出来たよなって何度感心したことか。特にヒロインの声がイメージ通りというか、元のイメージがどんなだったか思い出せないくらい見事に上書きされてもうあの声しかありえないというくらいのはまりっぷりでした。一見無垢で実はふてぶてしくてこずるい感じがぴったりなんですよね。物語も一見ファンタジーなんだけど、実はかなり毒のあるひねくれた話が多いので、ブラックユーモアが好きな人ならとても楽しめると思います。
これは馬鹿な話ですよ。とても馬鹿馬鹿しい話です。
でも大規模な言論統制の下で育ったそれが当たり前になっている世代と、多感な時期に規制の荒波にもまれた世代と、規制をした世代、それぞれの思惑が入り混じった壮大な政策論争を描いた物語でもあります。ゆとり世代と団塊ジュニアと団塊の世代が既得権益を巡って大抗争するみたいな感じでしょうか。その既得権益がエロ本だったりエログッズだったりするだけで、ホントは真面目な話なんですよ?
狩りりんぐ
ひねくれた話ばかりではアレなので、最後にさわやかな青春物を。今の日本でモンハンやろうとしたらこんな話になっちゃいましたという感じの、狩猟を学ぶ高校生のお話です。一冊だけの単発物なので、軽く読めるのもいいですね。のうりんとか好きならお勧めですよ。