kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

2015年夏アニメその4

台風接近中。

こんな日は戸締りを厳にしてアニメを見るに限りますね。

 

枕男子
これは5分ものとは言え趣味じゃないのでパス。

 

ゴッドイーター
イラストが動いている感じは面白いですが、なんかカクカクしてて目が疲れるというか気分が悪くなる・・・
話自体も特に目新しいとこはなさそうなのでパス。

 

ケイオスドラゴン赤竜戦役
二話も引き続き辛気臭かったのでパス。

 

乱歩奇譚Game of Laplace
二話も引き続き趣味が悪かったけど、藤田咲さんが変な声出してるのでもうしばらく見続けますよ。

 

Charlotte
二話にして登場人物が長々と不幸自慢を始めて、ああこれはキャラにやたら特別な設定を盛りたがる例のアレで、しかもその設定が物語の伏線になってるとかじゃなくて単なるキャラ作りの為だけなのかよというのは、Angel Beatsの時に既に通った道なのでパス。

キャラに長々と自分のキャラ設定を語らせるんじゃなくて、それを物語として見せればいいだけのにね。

 

gate自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
???
なぜこの近代軍隊は装備の劣る敵に対して警告射撃も無しにいきなり十万人も虐殺してやがんの?
なぜ異世界の軍隊は魔法を戦術に組み込むこと無く無防備に突撃してるの?
明かりを灯すことなんて古典ゲームであるウィザードリですら当たり前の魔法なのに、照明弾程度でビビってるとか、あのシーンを設定した人の頭の出来を疑います。
私はこれの設定を聞いた時、ファンタジー世界と近代世界の異文明コミュニケーションを描きたいのだなと思ったんですよ。

その過程の一つとして、魔法VS近代装備というのはアリだと思うんですよね。どのゲームを下敷きにするかにもよりますが、メテオをミサイルで撃墜するとか、逆にミサイルを石化の魔法で無効にするとか、いろいろ妄想は膨らむじゃないですか。
でも実際に目にしたのは、近代装備で中世装備の連中を蹂躙する虐殺ショーでした。まるでかつてのイギリス人がアメリカの先住民族を虐殺するかのようなシチュエーションですよね。
それなら異世界とかじゃなく、自衛隊がタイムスリップして中世の人々を手当たり次第に殺しまくる話にすりゃいいじゃん。
私の知ってる自衛隊は警告も無しに致命的な攻撃を仕掛ける軍隊ではないし、どんなゲームの魔法だって近代装備に劣るものじゃないですよ。こんなの平気でお出しするスタッフ達の程度の低さにびっくりです。
こんな頭の悪いお話はパス。

 

ワカコ酒

私は料理なんて栄養が取れればいいというタイプであまり拘りませんが、アツアツの鳥唐が美味しいとか意味分からない。
唐揚が一番美味しいのは揚げ立てでなく、上げてから5分程たった頃なのです。
アツアツでなく、人肌よりやや熱い程度に冷めた頃ですよ。鳥自身の油も揚げる時に吸収した油も固まらず、肉がまだ余熱でほぐれていて柔らかく、噛みしめてもじっくりと味わえるのがいいんです。
揚げたての唐揚なんてね、ありゃ料理でなくて兵器か拷問の道具ですよ。
それが分からない人とは危なくて食卓を一緒に囲みたくはないですね。

 

実は私は
もう次の展開が目に浮かぶようなコテコテのラブコメでしたが、登場人物が皆素直で清々しいですね。
こんな清々しいラブコメは「瀬戸の花嫁」以来かもしれない。

 

下ネタという概念が存在しない退屈な世界
軽く世界観と登場人物の説明で流した一話に対して、二話は世界観に一歩踏み込んだお話になりましたね。
言論統制の恐ろしい所は、その最大の被害者達が自分達の受けている被害を自覚できないという所にある訳です。情報が制限されているせいで、何が正しいのか判断する基準すら身に着けられないんですよ。それ故に正しい思想を伝えようとしても、肝心の被害者には届かないんですよね。
一話で自分達の思想に対して興味を持たせ、二話目で自分達の思想のキーワードを伝えようとする。
展開の速いアニメが多い中で、呆れるほどゆっくりした展開で他の視聴者が飽きてないか心配なくらいですが、政治と思想の対立という重くて堅苦しいテーマを掲げる作品なだけに、その辺の丁寧さは仕方のないところですね。
大事なキーワードを一文字ずつ区切るように伝えようとするスタッフの良心に心がうたれます。専門用語が多すぎて人前で連呼するには大変厳しい単語が多いというのに、声優さん達の熱演も素晴らしいですね。