けものフレンズ漫画版を読んで?
アニメが好調な「けものフレンズ」。
その「けものフレンズ」の漫画が連載中というか、アニメ放映中に連載終了という話を聞いて「けものフレンズ」プロジェクトが何処へ行こうとしているのか本気で分からない今日この頃。
そんな「けものフレンズ」の漫画版を読んでおこうとkindleを探して見つけました。
カバンちゃんが気心のしれた相棒と一緒に図書館をめぐる旅をするお話。
うん、これが「けものフレンズ」の漫画版に違いない・・・
芳崎せいむさんが書いている漫画です。
絵柄やらキャラの性格やらがアニメとは違うので要注意とは聞いていましたが、確かにかなり違いますね。
こちらの漫画のカバンちゃんは、なんというかその・・・鞄です。
いわゆるボストンバック的な形状の革製の鞄です。
でもけっこう陽気な性格で、かなりお喋りな鞄です。
アニメと違って記憶はしっかりとしていて、ゲーテが大好きな鞄なのです。
とても知識が豊富で、本がたくさん詰まっているまるで図書館のようなキャラというか・・・図書館です。
鞄ちゃんのなかは別の空間に繋がっていて、たくさんの本が納められているのです。
鞄で図書館だから鞄図書館な訳ですね。
相棒の方はサーバルちゃんでなくて、司書と呼ばれてます。
ただ本名は出てこないので、実はサーバルという名前だという可能性はあります。
っていうか、多分サーバルなんだと思います、なんとなくケモノっぽいし。
漫画版の方ではまだヒトは絶滅していなくて、鞄ちゃんとその相棒は世界中を旅していろんな人と巡り合います。
当然、日本にも立ち寄りますよ、ジャパリパークは出てきませんが・・・
行く先々で本にまつわる素敵なエピソードが展開されていくのです。
基本的にはやさしいですが、ちょっと切ないのが多め。
たまにホラー調の話もあって、ネクロノミコンとか出てきます。
それにしても私だからこれが「けものフレンズ」の漫画版だと見抜けましたが、表紙で一見して分からないとか「けものフレンズ」プロジェクトが何処を目指しているのかさっぱりわかりません・・・
アルティメット(2017年19個目)
コトブキヤ フレームアームズ・ガール 迅雷
コトブキヤ通販の二次出荷で購入して、そのまま時期を逸して積んでいたのを作成。
肌色パーツのメカモールドをどうしようか悩んで結局放置していたのです・・・
轟雷+マテリアみたいな構成なので、轟雷やマテリアのランナーもどっさり。
使わないパーツも多いせいで、使用パーツの多いフレズヴェルクの方がパーツ構成がすっきりします・・・
ところでついにアルティメットニッパーを手に入れたのですよ。
興味はあったものの実店舗ではずっと売り切れだし、ネットだと怪しげなとこにしか在庫ないですからね。
運よく行きつけの店で在庫に巡り合ったので購入しました。
私は普段はグッドスマイルの極薄刃ニッパーを愛用していて、これはこれで良いものなんですが、アルティメットニッパーはさすがに凄かったです。
私の場合、グッスマの極薄刃ニッパーでゲート処理をしたら十回中八回はちょっと白化したかなとなるのですが、アルティメットニッパーは十回とも白化しないです。
流石にABSだとたまに白化しますが・・・
どちらも慣れは必要ですが、アルティメットニッパーの方が癖がなく常に同じ性能を発揮できる感じ。
その分手入れもしなきゃいけない予感ですが・・・
ランナーからパーツを切り離すのは別のニッパーでやって、ゲート処理だけアルティメットニッパーでやっていこうと思います。
あまりに使いやすいので予備も欲しいと次の日に買いに行ったら、やっぱり売り切れてた・・・
バーゼラルドを組む時にこれがあれば、ゲート処理がもっと楽になったのに!!
それにしても近接格闘型なのか砲撃型なのか、コンセプトがイマイチはっきりしない娘ですね・・・
業務連絡
某ゲームの冬イベントようやく終了・・・
はっきり言って爽快感が一つもないつまらないイベントで、ここまで長引いてしまったのもプラモ作りながらやってたらプラモの方に熱中して戦闘終了画面のまま一時間放置とかを繰り返してしまったせい。
照月の二人目をゲットした時点で満足したという気もしますが・・・
小規模と言いつつギミックでマップはどんどん複雑化して、さらには艦隊をコレクションするためのただでさえ長くて鬱陶しい繰り返し作業を、更にやりにくくする為の新たな工夫が凝らされていてげんなりです。
まあこのバランスデザインしてるスタッフは真性のアレですからね。
例えるなら拾ってきた子猫の脚を折って楽しんでたら大いに避難されたので、反省して爆竹を投げ込むことにして「爆竹で子猫の肉が焼けていくのは最高ですね」と笑顔で言うようなアレです。
こんなゲームを楽しめる奴もかなりのアレなので、もし近くにいたら距離を取るようにしましょう。
KADOKAWAの経営が傾いてどこか他の会社に権利を売り出さないかなぁ・・・
pokemon go の方は新たに追加れたジョウトのポケモンを40種ほどゲット。
バレンタインの連れ歩きボーナスでドゲピィのアメも十分溜まって、ベイビィポケモンの方はコンプリート。
先週10キロ卵が珍しく八個連続でゲット出来たんですが、生まれてくるのはジョウトポケモンとベイビィポケモンばかりだったし・・・
まあぼちぼちやっていくことにします。
白うさぎ(2017年18個目)
コトブキヤ フレームアームズガール・バーゼラルド
最新作のフレズヴェルクを組んだので、その勢いで積んでいたバーゼラルドも作成。
積んでいた理由なのですが、購入してパーツチェックした後に蓋を閉めて見なかったことにしてしまったのですよ。
その時に見てしまったのは、最近のコトブキヤとは思えない極太のゲートと甘めのモールド、そしてプラがパーツに行きとどいていない成形不良でした。
成形不良に関してはパーツ交換してもらえるかもしれませんが、ゲートとモールドはなぁ・・・
結局、今回は成形不良に関してはアーマーのカバー的な部分のみだったので、一回り小さく加工してやり過ごしました。
おかしな所は武装パーツに集中しているので、そこだけ金型の作成を普段と違うメーカーに依頼したのかもしれませんね。
脛の部分のアーマーなんて、どう調整しても隙間出来るし・・・
フレームアームズシリーズも好調のようですが、その為に生産ラインを増やしたりしたりしたのがよくなかったのかも。
フレズヴェルクでは問題なかったので、コトブキヤの方でも対応済みだと思いたいところ。
素体に関してはボディのデザインこそ大幅に変わりましたが、体型は特に変化なし。
せっかくの新規なんだからもっと冒険してほしいところですね。
仕上げはフレズヴェルクと同じく艶ありで。
墨入れはウェザリングマスターのシェードブルーです。
手島史詞著「デスクトップアーミー 長靴をはいた猫王」を読んで
kindleのカタログでマオチャオを見つけたので購入
もちろん皆さんはマオチャオというのがコナミから出ていた武装神姫シリーズの第二弾で、ケモテック社が開発した猫型神姫の名前だというのはご存知ですね。
この本の表紙は当然マオチャオタイプの神姫だと思ったら、デスクトップアーミーのシルフィーシリーズだったという罠。
デスクトップアーミーについては知らない人も多いと思いますが、メガハウスという会社が販売する全長八センチ程度のトレーディングフィギュアです。
武装を組みかえるというコンセプトは神姫と同じなんですが、素体の可動はソフビ人形程度。
なによりパーツによって接合が緩かったリ硬かったりで、弄ってると何所かがポロリしてイマイチ遊びづらいんですよ・・・
私もBOXのセットで買いましたが、結局飾ってるのは一体だけですね・・・
そのデスクトップアーミーが何故にマオチャオと似ているのかというと、デザイナーが同じ人だからです。
そのデザイナーさんが表紙も挿絵も書いているので、尚更マオチャオ感が増すというものです。
イラストも多めで、マオチャオファンとしても嬉しいところ。
さて肝心の小説の方ですが、この手のお話としてはまあ堅実なラインという感じです。
人類が突然消滅した世界で、自我を持ったデスクトップアーミー達が独自の社会を築いて生活しているという設定。
試合形式の戦闘がメインで、弱小チームが友情と努力で勝利を目指すというホビー物の定番的なストーリー。
キャラの描写が多めで、何故人類が消滅したのかとかどうやってインフラを維持しているのかという設定部分はほぼスルー。
その辺は次巻以降に明かされるのでしょうか。
王道なお話が好きな方にはお勧めです。
もちろんマオチャオ好きなら買って損はないですよ!
録画消化
ポケモンを捕まえる為に歩きまわらないといけないのに、雨が降りだすと意気消沈しますね。
そんな時はお家でアニメの録画でも消化していきましょう・・・
そろそろ終盤に入ってまとめにかかっているのか、敵の情報もいろいろと出てきましたね。
ただそれならOPの画像はバグナイツが踊っていたバージョンの方がええやん・・・
頼むからOPを元に戻してよ・・・
三月のライオン
「あれは姉なんだ」で安心する女子中学生と「ああ、だから一人暮らしなのね」と発想を飛躍させる社会人の人生経験の差よ・・・
相変わらず主人公は自分だけ悲劇ぶってるクズですが、そんなゴミを見捨てない高校の担任はいい先生だと感心します。
暖炉の側とコタツの中では、圧倒的に暖炉の側の方が快適だと思うんですが・・・
そもそも電気はどうしているんですかね、アレ。
負けたからスプリンターを辞めるというのは後ろ向きな感じで嫌ですね。
ああいうのは勝つ為にポジション替えたという前向きな感じでいてほしいところです。
今後の展開でその辺りのとこをフォローして貰えればいいんですが・・・
ようやくアッコが学ぶ姿勢を出しはじめましたね。
その調子で頼みます。
ガヴリール数え唄がいいですね。是非フルバージョンを販売してほしい・・・
普段の行動が振り込まれる生活費に反映されるということは、常に行動を監視されているということですよね。
年頃の女の子がプライバシー無視とか、天使と悪魔も大変だ・・・
それにしてもヴィーネは魔界で暮らしている時どんな感じだったのか気になる回でした。
意外と「悪魔なのにあんなことをするなんて」みたいな感じで皆から恐れられていたのでしょうか・・・
ジャパリマンがどこで作られているかは判明しましたが、流通はどうなってるんでしょうね。
バスみたいな乗り物は壊滅しているようだし、鳥のフレンズが運搬しているんでしょうか。
はっ、まさかペリカン便・・・
やはりヒトが絶滅しているということが判明しましたが、かばんちゃんがフレンズかどうなのかは不明なまま。
ライオンを見るにオスでもフレンズ化すれば女の子になるようなので、かばんちゃんがフレンズだとしたらいろいろと恐ろしいことが・・・
しかし元の動物がフレンズ化することは知ってても、フレンズ化がヒト化とはわかっていない辺りは、フレンズ化のシステムを開発した人達の作為的な記憶操作っぽいですよね。
フレンズ化するときにヒトの記憶も抜くみたいな・・・
ティムール ヴェルメシュ著・森内 薫訳「帰ってきたヒトラー」を読んで
前から気にはなっていたのですが、何故か今頃になってAmazonからお勧めされてしまったので購入。
気になっていたのに読んでいなかったのは、そもそもkindleになかったからなのですが、どうやら文庫化されたことでようやく電子書籍化されたようですね。
自殺したはずのヒトラーが現代にタイムスリップしていたという出落ちネタかと思ったら、意外に面白かったです。
小説だとヒトラーの一人称で書かれていて、彼の内面を覗き見れるのが良いですね。
偏った価値観の持ち主ではあるけれど、悪人ではないどころか本人は良いことをやっているつもりだし、部分的には正しくないけど全面的に間違っている訳でもないというバランスが絶妙だったと思います。
司馬遼太郎さんの作品のような、主人公が過去の人物のくせに何故か一人だけ現代的な思想を持っているみたいな嘘くさい改変はなく、昔の人にしては特殊な感じはするけどそもそもヒトラーだから普通の人とは違うよなという妙な納得感・・・少なくとも現代人の思想ではないですしね。
ただまわりの人達がちょっと都合よくヒトラーのことを解釈しすぎという感じはしますが、まさにそれと同じことが起きたのが大戦前のドイツだからなぁ・・・
第二次大戦後のドイツの対応って、悪いことはすべてヒトラーとナチスの責任にして逃げちゃったんですよね。
実際には作中でもヒトラーが言ってますが、戦時中の出来事についての責任を指導者が取るのは当然だけど、その総統を支持して指揮権を与えていたのはドイツ国民だった訳です。
だからここまで中立的なヒトラー本がドイツで出たことには驚きです。
あの時代のドイツの状態についての私の見方は、ヒトラーを主軸にする壮大なナチスごっこ遊びにドイツ国民の多くがはまっていたというものです。
日本の場合は明治維新ごっこから始まって、それが終戦まで続いちゃったという感じですかね。
第二次世界大戦においてヒトラーの果たした役割は大きいものでしたが、ヒトラーがいなくてもあの規模の戦争はいずれ起こっていただろうと私は思います。
あれは何が悪かったかというと、技術の発達によって人口が増加したり貿易規模が大きくなったというのに、政治体制が旧態依然の帝国主義であったせいで、多国間で資源の配分を変えようとすると戦争という国家暴力に訴えるしかなかったことです。
その点については同じように考える人が多数いて、その人達が主導して今のEUが出来た訳ですね。
その一方で、自分達は何も悪くなくて悪いのは戦争を始めた奴らだけだと思い込んでいる人達もたくさんいて、彼らの歴史から何も学べない愚かしさには嘆かわしい限りです。
被害者面してパレスチナに銃口を向けているイスラエル政府なんて、そんな馬鹿の筆頭ですね。
あの第二次世界大戦の後で、日本とドイツにとって良かったのは、戦争が犯罪であるという当たり前のことを当たり前に認められたことです。
迂闊にもあの戦争に勝ってしまった連中は、今だに戦争が犯罪であることを認める機会を逸して、今も戦死者を各地で大量生産し続けている馬鹿っぷり。
まさに馬鹿は死ななきゃ治らないを地で行っている訳ですね。
特に国連決議を無視できる常任理事国による戦争犯罪の多さは目に余ります。
あの愚かしいギャング集団を裁くことも出来ないどころか野放しなのが、現代の大きな悲劇であり矛盾です。
国際的な外交ルールが間違っているので、当然大きな間違いが常に発生していて、多くの人達が今の状況はおかしいと気づいているのに、その原因を正すことが出来ない。
だからひたすら不満だけが高まってきて、その勢いで懐古的な国家主義が各地で流行っているのでしょう。
まあ国家主義なんて今の問題の解決からは程遠いんですけどね・・・
個人的には、戦後生まれの人間が戦前の歴史についての責任を持つ必要はないと思います。
戦後生まれのドイツ人はナチスについてもっと自由に語っていいし、ドイツに生まれていない人達だってナチスの起こした悲劇から色々と学んでいけばいいのです。
過去の歴史は全人類の教科書であり、一部の集団が背負い続ける罪ではありません。
それを世代を超えた罪のように扱う輩は、歴史を政治利用している愚か者でしかありません。
特定の国や民族を歴史によって貶める行為は、ナチスがユダヤ人に対して行ったのと同じ手法だというのに、連中は歴史から何も学ぼうとしない阿呆なのです。
戦勝国といわれている連中がいかに過ちの袋小路に閉じ込められているか、そろそろ皆気づくべきなんですけどねぇ・・・
ドイツでこんな本がヒットしたことは基本的に喜ばしいことですね。
ただ終わり方がフランス映画的というか、クライマックス感も総括的なものもなくフェードアウトするのは物足りない気分ですが・・・
続編が出るとなると時期的に難民問題が出てきそうですが、ヒトラーが難民についてどう言うのか気になり過ぎるのでぜひ続編を出してほしいです。