kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

今週のプリパラ

いくら双子でも、中学生の男女が同じ部屋というのはいかがなものか・・・

 

錆びれかけた商店街という小さなパイで客を取り合う料理店対決が、主人公の機転で町おこしへと発展して商店街全体が活性化するという展開は見事でした。

ただドロシーとレオナの家がお好み焼き屋というのは、主人公の家がイタリア料理店ということでピザに対する和風料理という発想なのでしょうが、広島風(笑)というのはいただけないですね。私は食事は栄養補給の為のもので、あまり味には拘らないのですが、広島風お好み焼きというのはこの話ではミスチョイスと言わざるをえません。

正統派お好み焼きの本場と言うと関西で、お好み焼き屋で関西弁というキャラはそれこそありふれているのでスタッフとしてはそれを避けたかったのでしょうが、よりによって広島風(笑)ともんじゃとは・・・まあ広島風でも一軒目なら問題ないでしょうから、スタッフが食べているとしてもその程度なのでしょう。

 

例えばですね、カレーを名物にしようとしている県があったとします。県でも有数のカレー店を集めてカレー村なんて作ったとします。その一軒目で食べてみると確かにそれなりに美味しい、美味しいというより何処かで食べたような懐かしい味。ふと厨房を見ると、ハウスバーモンドカレーの箱が隠しもせずに転がっています。ああ確かにこれはあのルーの味だ・・・って市販のルーをそのまま使ってるのかよ、いやまあそんな店が一軒くらいあってもいいでしょう。

気を取り直して二件目に行って・・・ああこれなんか懐かしい味・・・ってここもバーモンドカレーそのまま使ってる! それだけでなく次もその次も・・・この県のカレー屋は全部バーモンドカレー・・・そんな事実を知って、そんな県の住人がこの県のカレー日本一とか名乗ってたらあなたどうします、馬鹿馬鹿しいでしょ。

島風お好み焼きもそうなんですよ。味の決め手のソースがどこも同じ市販品なんです。正確にはおたふくソースとカープソースのどちらかなんですが、お好み焼き屋が市販品のソースをそのまま使っているのは変りありません。それで正統派お好み焼きと対抗できるつもりなんですから呆れます。

もんじゃにいたっては、あれは戦後の貧しい時代でさらに空腹な時に食べてたから美味しいと感じたのであって、あれを美味しいと思うのは思い出補正以外のものじゃないでしょう。鯨やマツタケが美味しいというのと一緒ですよ。いや、鯨やマツタケが不味いと言ってる訳じゃなくて、値段相応ではないという訳です。いやいや、だたらといってもんじゃが美味しいと言ってる訳じゃないですよ、勘違いしないでくださいね。もし今回のアニメみたいによい食材をもんじゃに使っているのを見かけたら、常識のある大人の対応としては、「食べ物で遊ぶな、食べ物を粗末に扱うな」しかないですよ。

そんなのと主人公のイタリア料理店が同格なんて、冷凍ピザをそのまま出してるとか市販のパスタソースをそのまま使ってるとかいうレベルですよ。まあアニメのスタッフはアニメを作ることが仕事なので、食べ物のことにあまり詳しくないのは仕方ありません。仕方はないにしても、痛いミスではありますが・・・

 

次回はそふぃの親衛隊の話ですか。

そふぃとレオナって独り立ちしようとしているとこは同じですが、理解のある人達に囲まれてるそふぃと、実は独り立ちしていないドロシーに巻き込まれてるレオナとでは随分立場が違う訳です。次回はその親衛隊の話ということで、その次位にドロシーの話をもってくるのかな。

次回も楽しみですね。